データソースで日本語のフィールド名を使う

概要

OpenOffice.org 1.0.1やStarSuite 6.0のデータソース機能は大変便利です。標準でもテキストデータベース(CSVファイル)やdBaseを管理下に置けますし、ODBC接続を使えば、MS Access、MySQLなどとも連携が可能です。

ただ、OpenOffice.orgもStarSuiteもまだ日本語対応が甘いのが残念です。テーブルのフィールド名も、他アプリで作成した後に読み込めば日本語を扱えますが、OpenOffice.orgやStarSuiteのデータソース機能で日本語のフィールド名を入力しても反映されません。日本語フィールド名の入力は、まだ実現できていない機能のように見えます。

ところが、(現在=動作を検証した環境では)裏技とも言うべき方法で、OpenOffice.orgやStarSuiteのデータソース機能でテーブルのフィールド名に日本語を使用することができます。その方法を紹介します。

動作を検証した環境

  • OpenOffice.org 1.0 + Windows2000 SP2
  • OpenOffice.org 1.0.1 + Windows2000 SP2
  • OpenOffice.org 1.0 + VINE Linux 2.5CR
  • StarSuite 6.0 PP1 + Windows2000 SP2
  • StarSuite 6.0 PU2 + Windows2000 SP2

「データソースの管理」を呼び出す

図1 メニューバー から ツール データソース を選択すると、図のような データベースの管理 ダイアログを呼び出せます。


新しいデータソースの作成

図2 新しいデータソース ボタンを押すと、 データソース1 というデータソースが作成されます。


図3 データベースの種類 dBase を選択し、 データソース URL 欄にdBaseデータベースを保存するフォルダーを指定します。


データソースに新しいテーブルを作成

図4 新しいデータソースを作成したら、テーブルを作成します。テーブル タブをクリックします。 新しいテーブルを作成する場合は、新しいテーブルデザイン アイコンをクリックし、


図5 図のような テーブルデザイン 画面を呼び出します。


他アプリで作成したデータベースなら、日本語のフィールド名もバッチリ

図6 フォルダーにすでにdBaseデータベースが存在する場合は、テーブルの一覧が表示されます。 図のaddressテーブルは他アプリで作成したデータベースです。


図7 addressテーブルをマウスで選択し、テーブルの編集 アイコンをクリックすれば、図のようなフィールドの一覧を表示できます。このように、他アプリで作成したデータベースなら、フィールド名の日本語もちゃんと表示されます。


日本語のフィールド名は貼り付けアイコンで入力

図8 さて、テーブルデザイン 画面の フィールド名 欄に普通に日本語を入力すると、


図9 Enterキーを押した瞬間にリセットされてしまいます。


図10 一見、フィールド名に日本語は使用できないように見えますが、そこは裏技。貼り付け アイコンで解決です。 あらかじめ日本語のフィールド名をメモ帳などで用意し、コピーしておきます。その上で、ファンクションバーの 貼り付け アイコンをクリック。


図11 すると何事もなかったように、日本語のフィールド名が入力できます。この際、メニューバー 編集 貼り付け はOKですが、マウスの右クリックで 貼り付け(つまり Ctrl+v)は不可です。


補足など:
なんとなく、日本語変換の際のバグっぽい挙動ですが、現状では、この方法でしかダメなようです。バージョンアップの際に修正されることが望まれる点です。 (OpenOffice.org1.0.1、StarSuite 6.0 + Product Update 2では修正されてません)


制作者:M.Kamataki
デザイン:小浦寛裕
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