OOoDictionary Installer

OOoDocs.orgおよび、OOoDIにてリリースされているOpenOffice.org用のスペルチェック用追加辞書ネットワークインストーラの概要および、使用方法、ダウンロードした辞書の有効化方法についてのドキュメントです。ネットワークインストーラはオリジナルは英語版ですが、ユーザ会で日本語化を施した物をリリースしております。

スペルチェック辞書とは?

OpenOffice.orgはデフォルトの状態ではスペルチェック用の辞書は「英語」しか入っておりません。これは、StarSuiteから取り除かれたものの1つであります。しかし、これをインストールする為のネットワークインストーラがOOoDocs.org、そして、OOoDIよりリリースされております。

また、このインストーラはソースコードが公開されております。Windows用はPascal ( Delphi )にて、そしてUNIX版はCとGTK+にて構築されております。それぞれのサイトにて興味がある方はダウンロードしてみてください。

なお、このネットワークインストーラにてインストールすることができるスペルチェック用の辞書は以下の通りです。

国名 表記
カタロニア語 Catalan
クロアチア語 Croatian ( Croatia )
チェコスロバキア語 Czech ( Czechoslovakia )
デンマーク語 Danish ( Denmark )
オランダ語 Dutch ( Netherlands )
カナダ英語 English ( Canada )
イギリス英語 English ( United Kingdom )
アメリカ英語 English ( United States)
フランス語 French ( France )
ドイツ語 German ( Germany )
オーストリア-ドイツ語 German ( Austria )
リヒテンシュタイン-ドイツ語 German ( Liechtenstein )
ルクセンブルグ-ドイツ語 German ( Luxemburg )
ギリシャ語 Greek ( Greece )
ギリシャ語エンハンスド Greek ( Greece ) Enhanced!
ハンガリー語 Hungarian ( Hungary )
イタリア語 Italian ( Italy )
ポーランド語 Polish ( Poland )
ポルトガル語 Portuguese ( Portugal )
スペイン語 Spanish ( Spain )
スウェーデン語 Swedish ( Sweden )

さすがドイツ出身のソフトウェアだけに辞書もドイツ語圏は集中的に収録されているようです。

ネットワークインストーラの為このソフトウェアはオフラインでは利用することができません。そのため、インターネットに接続した状態でプログラムを利用していただくようお願いいたします。

ダウンロードはWindows版、Linux版の2種類だけです。また、Linux版は最新版がリリースされておりますが、現在まだ、日本語化しておりません。古いバージョンは日本語化したものがありますので、そちらをご利用ください。

それぞれ最新版はオリジナルのサイトからダウンロードすることができます。上部説明文をお読みください。

使用方法

 ダウンロードしたファイルを解凍します。Windows版をベースに話を進めますが操作はまったく同一なので、適宜置き換えてお読みください。Windows版はZip、Linux版はTar + gzipで圧縮されており、解凍すると左の図のようにファイルが展開されます。

 そして、中に入っているdictinstall.exeを起動させます。すると、日本語版の場合右のようなプログラムが立ち上がります。初めて起動する人は[ 次へ ]をクリックし、2回目以降起動の方は「検索せず、前回の設定を引き継ぎます」をチェックして[ 次へ ]をクリックしてください。

 2回目以降の方は、OpenOffice.orgのインストール先ディレクトリの検索の手間を省くことができます。

 初めての方は、左の図のように、OpenOffice.orgのインストールディレクトリを自動的に検出するために検索が始まります。もちろん、先にOpenOffice.orgが入っていなければ、検出されず辞書もインストールされません。

 検出がすみますと、右のような順番で画面が進みます。無事検出がすんでいれば、右の2枚目の画像のようにインストールディレクトリが検出されるはずです。

 自分は、F:\に入れていたため、F:\以下が検出されました。これで辞書のインストールが可能になります。[ 次へ ]をクリックしてください。

 そして、ダウンロードする辞書のリストをまずはダウンロードします。初めての方はそのまま[次へ]をクリックして進んでください。2回目以降起動の方は、この作業を飛ばすことができます。その方法は、「ダウンロードせず、現在使っているリストを使用する」にチェックを入れて[ 次へ ]をクリックします。

 すると、ダウンロードが始まります。このときインターネットに接続できていることをちゃんと確認してください。オフラインでは、利用することができません。

 ダウンロードが完了しますと右のような画面にいきます。すると、現在利用可能な辞書の一覧が表示されます。チェックを入れるとそれをダウンロードし、チェックをはずすとその辞書をアンインストールします。すでにインストール済みのものは英語版がありますが、それはダウンロード済みのため、再度ダウンロードされたりはしません。

 必要な辞書だけダウンロードをし、[ 次へ ]をクリックしてください

 そして、ダウンロードする辞書を決定したものはダウンロードが始まり、チェックをはずしたものはアンインストールが始まります。現在の状況がプログレスバーにて表示されます。

 辞書ファイルは1つが結構なファイル容量のため、ナローバンドの回線では少々時間がかかるかもしれません。ダイヤルアップ接続の方は時間を覚悟してください。ブロードバンドの回線の方はおそらく8M-ADSLで1つあたり、10秒ほどでダウンロードが可能だと思います。

 ダウンロードが完了しますと右のような画面にいきます。これでとりあえず辞書はインストールされました。しかし、これだけではスペルチェックは有効になりません。[ 完了 ]を押して、下の項にあります「スペルチェックを有効にする」を参照するか、もしくは、現在のウィンドウに表示されている文章の「辞書を有効にするための詳細な方法についてはここをクリックしてください」をクリックしてください。

 こちらの文章は英語文章ですが、英語がわからずとも画像だけでも設定はできるほど簡単ですので時間が惜しい方は、とっととクリックを!!

スペルチェックを有効にする

 スペルチェックを有効にするためには、[ ツール ] - [ オプション ]のオプション設定を参照します。

 まず、この設定をするためには、Writerか何かを立ち上げて、Quick Startを終了させて置いてください。でないと、設定が反映されず、設定前となんらかわらないということにもつながりかねません。

 そうしましたら、ツールバーより、[ ツール ] -[ オプション ]を選択してオプション設定に入ります。するとしたのような図になるはずです。

 そうしましたら、言語設定セクションの文章構成というセクションに入ってください。ここには、スペルチェックの為の辞書の仕様を可・不可にする項目がありまして、言語モジュールの選択などもすることができます。

 使用できる言語モジュールの欄の「OpenOffice MySpell SpellChecker」をチェックして有効にして、[ 編集 ]ボタンをクリックしてください。

 すると、右のような図になるはずです。インストールした辞書を言語から選択します。今回は「フランス語」をインストールしたので、フランス語を選択した状態を表示しています。

 そうしますと、下のボックスにSpellingという項目があり、ここにOpenOffice MySpell Spell Chekcerの項目があります。ここをチェックして有効にしてください。

 チェックしましたら、閉じます。

 今度は、オプション設定の画面に戻りまして、言語設定セクションの言語のところに入ります。すると、ドキュメントで標準使用する言語の欄があるとおもいます。そして、ここで先ほど設定しました「フランス語」を選択したときに、ABCというアイコンがタイトルについていれば、これで設定完了、以降、ドキュメントのスペルチェックは英語ではなく、フランス語になります。

 もとに戻したければ、ここを再度英語のものを選択し直せばOKです。

 以上で設定は完了です。インストール・設定が完了したスペルチェックの辞書は、その言語に対してABCのアイコンがついています。ついていないものは、まだインストールされていないか、設定がされていないものです。

 バイリンガル文書をつくるかたらは、適宜使い回してみてください。なお、この辞書は今後サポートする言語圏が増えればより多くの言語にたいしてスペルチェックを実施することができるようになるでしょう。


制作者:長飛丸
デザイン:小浦寛裕
$Id: index.html,v 1.6 2004/01/06 15:06:16 foral Exp $