P.1 > P.2 > P.3 > P.4 > P.5 | 次へ>>

[オープンオフィス登場]

 皆さん、何にパソコンを使ってますか。
 ホームページを見たり、メールをやりとりしたり、そんな事に使うのが一般的だと思います。

 ちょっと前までは、ワープロと表計算というのが一番ポピュラーでした。
 会社で使うアプリケーションソフトでは、今でも、この2つが大部分を占めています。
 大きな会社なら、データベースソフトで作成した専用ソフトが、これに加わるでしょう(*1)。

 普通にパソコンを使っていても、ワープロソフトと表計算ソフトは欠かせません。
 パソコンを買えば、たいていの場合、プレインストールされて付いてきます。

 実は、このワープロソフトや表計算ソフトに、お勧めソフトがあるんです。
 それが「オープンオフィス」です。


 正式名称は、「OpenOffice.org」(オープンオフィス ドット オルグ)と言います。
 名前のお尻に".org"なんて付いてますが、これはホームページのアドレスも兼ねてまして、ここにアクセスすれば、最新の情報を見ることができます。また、このソフトを開発している組織の名前でもあります(*2・*7 )。

OpenOffice.org (ただし英語)

http://www.openoffice.org/

 この名前をそのまま記述すると、それがソフトの事なのか、組織の事なのか分かりにくいので、ここではソフトウェアの事を示すときは「オープンオフィス」と表記します。

 さて、オープンオフィスは、ワープロソフトや表計算ソフトなどビジネスソフトがセットになったいわゆるオフィスソフト・統合ソフトです(*3)。
 オープンオフィスには、次のソフトが含まれています。
 もちろん、日本語も使えます。
 メニューも日本語です。

オープンオフィスに含まれるソフトウェア(*6)

名前機能MSオフィスとの対応
OpenOffice WriterワープロソフトWord
OpenOffice Calc表計算Excel
OpenOffice ImpressプレゼンテーションPowerPoint
OpenOffice Drawドローツール図形描画機能・MS Draw
OpenOffice HTML Editorホームページ作成FrontPage Express

 

 ずいぶん盛りだくさんですね。
 現在、最も広く使われている統合オフィスは、マイクロソフトのOfficeでしょう(以下、MSオフィス)。ワープロソフトのWordや表計算ソフトのExcelも、この中に入っています。
 オープンオフィスは、これに負けない機能を持っています。それに、MSオフィスと高い互換性を持っていて、Office97/2000のファイルを読み書きできます。メールソフトOutLookに相当するソフトウェアがありませんが、同じような機能を持った優秀なフリーソフトはいくらでも存在しますから、これは大した事ではありません。
インターネットからダウンロードできますし、オープンオフィスを収録したパソコン雑誌や解説書も登場しています。
 Windows98,ME,2000,XP とLinux、Solaris、FreeBSDで動作します(*4)。

 ワープソフトや表計算ソフトの使い方は、MSオフィスと大して変わりませんから、簡単な文章作成や計算には、充分実用になると思います。

 けれど、なによりオープンオフィスは自由に使えるソフトです。
 インターネットからダウンロードして、無料で使えます。
 コピーも自由ですし、高いバージョンアップ料を支払う必要もありません。
 無料だからと言って、使用期限や機能制限もありません。
 本当に、自由に使えるソフトなんです。

 サポートが心配だという人のために、一般向け有料版がソースネクストから発売されています。「StarSuite」という商品名です(*5)。企業向けは、サン・マイクロシステムズから発売されています。
 これには、日本語ヘルプとデータベースソフト・一太郎や1-2-3のファイルの読みとり機能・クリップアートが付いています。それ以外は、操作も機能も無料版と同じです。

ソースネクストの資料

http://www.sourcenext.com/products/starsuite/
http://www.sourcenext.com/

Sun Microsystemsのリリース

http://www.sun.co.jp/starsuite/
http://www.sun.co.jp/

 オープンオフィスの特徴をまとめると次のようになります。

ワープロソフトや表計算ソフトなどを統合したオフィスソフト
・MSオフィスとの高いファイル互換性
・自由に使える(つまり、バージョンアップも含めて無料・コピーも自由)

 でも、今あるMSオフィスで十分だという人も多いでしょう。
 なぜオープンオフィスを勧めるんでしょう。

P.1 > P.2 > P.3 > P.4 > P.5 | 次へ>>

脚注

*1:企業で使われている専用ソフトは、ほとんどデータベースソフトで作られています。

*2:「商標上の問題があるので必ず"OpenOffice.org"と呼んでくれ」とOpenOffice.orgは言っています。
"OpenOffice.org in a Nutshell"
http://www.openoffice.org/about_us/summary.html

そのため、ソフト名は「OpenOffice.org1.0」、組織名は「OpenOffice.org」と使い分けます。
「ほんとにOpenOffice.org 1.0と言う名前でリリースするんか?」 と言う議論は、3月以降、4月までOpenOffice.orgでも何度も繰り返されました。
日本だと、さらに「オープンオフィス」openoffice.co.jpってのがあります。
まあ、ありがちな名前なので仕方ありません。

*3:ワープロソフトや表計算ソフトなどビジネスでよく使われるソフトウェアをセットにしたモノを、オフィスソフトとか、統合ソフトと呼びます。オフィススイートと呼ぶ場合もあります。
スイート(Suite)は「ひとそろい」という意味ですが、外来語としては、知名度が低いですよね。
一番有名なのは、マイクロソフトのOfficeです。

*4:詳しい動作条件は、ユーザ会の動作環境についてに記載されています。
Mac版は開発途上です。これは、MacOS X対応になる予定です。

*5:海外では「StarOffice」という名前で発売されていますが、日本と東南アジアでは、この商標をNECが持っているため、こんな名前になりました。

*6:本当は、もう一つOpenOffice.org Globalというソフトがあります。ワープロのような統合ツールらしいのですが、使い道がよく分からないので省略しました。

*7:この文書が、OpenOffice.orgのja-native-langプロジェクトに置かれる事になりました。これは、オープンオフィスの日本向けの情報を集約するプロジェクトです。

 


作成者:catch
$Id: intro_01.html,v 1.11 2003/12/30 01:02:25 maho Exp $