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[MSオフィスがあるでしょ?]

 求人情報誌を見れば「求む、Word・Excelのできる人」なんて、必ず書いてありますよネ。
 知り合いの小さい会社では、ワープロソフトに一太郎を長らく使ってきましたが、取引先の大手企業から「書類はWordファイルで提出してくれ」と言われて、泣く泣くMSオフィスを導入してました。
 とにかく、どこへ行ってもMSオフィス一辺倒です。

 でも、MSオフィスにも欠点があります。
 それは頻繁にバージョンアップがあって、その費用が高いこと。
 MSオフィスには、次のようなバージョンがあります。

MSオフィスのバージョン

登場年商品名
1994Office4.2
1995Office95
1997Office97
1999Office2000
2001Office XP

 見てのとおり、ほぼ2年ごとに新バージョンを発売しています。そのたびに新しい機能を宣伝していますが、基本機能はOffice4.2の時に完成していて、使い方はほとんど変わっていません(*1)。
 でも、その度に高いバージョンアップ料を支払う必要があります。
 例えば、Office XPで「Word」「Excel」「Outlook」「PowerPoint」がセットになったStandard版は、26,551円(Amazon.co.jpの統合ソフトへリンク)となっています。全てのバージョンアップに付き合えば、もう一台パソコンが買えちゃいます。

 パソコンを買うと、オマケのようにMSオフィスが付いてきますよネ。だから普通は、バージョンアップに高いお金を払うのは、何だかバカバカしく感じちゃいませんか。それに新しいMSオフィスには、もっと高性能のパソコンが要求されたりします。
 Officeを100〜1000台という単位で導入している企業では、これに付き合っていたら、いくら予算があっても足りません。

 それで、みんなどうしてるかというと、誰かのCD-ROMを借りてきて、勝手にコピーしちゃってる訳です。
 買った音楽CDをコピーするような感覚なんでしょう。
 あなたはそんな覚えはありませんか。
 私はあります(^^;
 でも、はっきり言って、これは違法です(*2)。

 そこでマイクロソフトは、電話かインターネットで登録しないと、そのソフトを使えないようにしました。
 これは、OfficeXPから導入されています。

 MSオフィスをバージョンアップしないという選択肢もあるんですが、最新のWindowsでは、古いOfficeが安定しない場合もあります。私が持っているOffice97は、WindowsXPで怪しげな動作をします(*3)。

 Windowsをバージョンアップしないという手段もあります。バージョンアップすると動作しないプログラムが出てくるので、この手段を取っている企業はたくさんあります。でもマイクロソフトは、数年経つとサポートをうち切るので、セキュリティに穴がある状態になります。バグがあっても直してもらえません。
 実際、Windows95はサポート中止になっています。Window98も生産中止しています。古いMS Offcieもサポート停止になるでしょう(*4)。

 ようするに、MSオフィスを使い続けるには、マイクロソフトにお金を払うしかないのです。

 これに対して、オープンオフィスは「オープンソース」というやり方で開発されています。
 そのために無料で配布され、自由に使えるのです。
 この「オープンソース」を理解するため、ちょっとだけプログラムの作り方を、説明してみましょう。

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脚注

*1:Office4.2からOffice95での最大の変化は、Windows95に対応したことでした。
さらにOffice97では、ユーザーに使い方をアドバイスするイルカと冴子先生が登場しました。システム開発のためのVBAも採用されましたが、一般ユーザーはあんまり関係がありませんね。

「MS Officeの歴史」
http://isweb12.infoseek.co.jp/computer/excimer/HP-History/index.htm

そのトップページ「Microsoft Office User Assist by Ts」
http://isweb12.infoseek.co.jp/computer/excimer/index.htm

*2:この話は、相当に複雑です。
本当は、自分で所有するデスクトップPCとノートPCに、同時にインストールして、一方づつ使うのならOKなんです。
MS Office2000のLISENCE.TXTから一部抜粋します。
「本ソフトウェア製品がコンピュータの固定メモリにインストール され、かつそのコンピュータを使用する方が特定の 1 人に限られている場合、そのコンピュータに組み込まれている本ソフトウェア製品を同時実行しない限り、その方が専用に使用される別の 1 台の携帯用コンピュータ 上にて本ソフトウェア製品を実行することができます。 」(固定メモリはハードディスクの事です)

ただし,箱や説明書の説明がなんだかおかしいことや,店頭にいるマイクロソフトか ら認められた人(研修か何かを受けた人)ですら人によって言う ことが違う、というより間違っていることをきっぱり言ってくれるということは確認 されています(笑)。

また、学校に大量に導入されている場合には、ライセンスが学生一人一人に与えられています。 つまり、学生であれば、どのPCを使っていてもライセンス上問題なかったりするらしいです。

アカデミック版はまた違うかも知れません。
私もさっぱりわかりません。

*3:MSオフィスの各OSでの対応状況
http://www.asia.microsoft.com/japan/office/evaluation/platform/office2000.asp

世の中には「WindowsXP非サポート」というプログラムが多数あります。
こういうのは、どうなってしまうんでしょう。

*4:Windowsのサポート期間について、マイクロソフトからの案内
http://www.asia.microsoft.com/japan/windows/lifecycleconsumer.asp

ZDNet Japan:ちょっとだけわかりやすい解説(2001年12月18日)
「 Windowsの「引退スケジュール」に,昨年出た“あの”OSも」
http://www.zdnet.co.jp/news/0112/18/e_windows.html

 


作成者:catch
$Id: intro_02.html,v 1.6 2003/12/30 01:02:25 maho Exp $