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[オープンオフィスの意義]オープンオフィスも、この「オープンソース」で開発されています。だから、自由に利用できるのです。コピーも自由だし、無料で使えます。 コピーレフトでは、改造されたソースコードもコピーレフトしなくちゃなりません。 つまりバージョンアップしても、やっぱり自由なのです。 (具体的には、LGPL/SISSLというライセンスで公開されています。なお、SISSLの和訳もあります。これは法的には有効ではありませんが、参考になります)。 なお自由とは言っても、配布にかかる実費やマニュアルの印刷代や、サポートなどは有料にしても良いことになっています(*1)。 オープンソースでないプログラムと組み合わせて、有料プログラムを作ることも可能です。ソースネクストとサンが販売する有料版(StarSuite6.0)は、これにあたります。 オープンオフィスは、元々ドイツのStarDivision社が販売していた、立派な製品でした。このソフトウェアをアメリカのサンが買収して、オープンソースにしました(*2)。StarSuiteはソースコードが同じなので、 オープンオフィスとは完全互換です。サポートが心配な人は、こっちを買う手もあるでしょう。
とりあえずオープンオフィスがあれば、もうMSオフィスは不要です。 オープンオフィスを持ってない人に文書を渡す場合は、オープンオフィスごとコピーしちゃえば良いのです。近頃は、ハードディスクも大容量になったので、もうひとつ統合ソフトをインストールしても大した問題にはならないでしょう。
また、Linux版も存在します。 これからは、どんなパソコンでも同じオフィスソフトが使えるようになるのです。
[オープンオフィスへのフィードバック]コピーレフトやオープンソースには、大事なポイントがもう一つあります。これが、ボランティアの運動だと言う点です。 日本では、ボランティアと言うと「赤い羽根共同募金」のようなモノを思い浮かべますが、英語の「Volunteer」は"自主的・自発的"に何かを実行する者という意味です。(*4) オープンソースのボランティアもこれと同じです。コンピュータに関する技術を持った人間が自主的に運動に参加して、もっとコンピュータを便利にしようとしているのです。 こういう人たちにとって、コンピュータをいじることは、職業や趣味というよりも人格の一部です。別にお金をもらわなくたって、やってしまう事なのです。多分、ミュージシャンが音楽をやるのと同じです。大金持ちになったって、それをやめたりしないのです。 オープンソース運動に参加している人たちは、もっとコンピュータを便利で面白いモノにしようと思っているだけです。そのために真面目にプログラムを作ります。だから、たかがバージョンアップで、ビル・ゲイツを世界一のお金持ちにする必要はないのです。 とはいえ、こういう人たちもお金が不要な訳ではありません(笑)。コンピュータも電気代もインターネット接続料もお金がかかるし、ちょっとはご飯も食べなくちゃなりません。 そんな訳で、オープンソースなプロジェクトでは、スポンサーになってくれる企業・寄付してくれる人を大募集しています。現在も、オープンオフィスのメインの開発チームはドイツにいて、サンが主なスポンサーとなって開発を続けています。
日本では、OpenOffice.org日本ユーザー会がインターネットを使って、日本のユーザーのサポートを行っています。これは、2002年末に本家OpenOffice.orgの1プロジェクトになりました。 オープンオフィスをはじめとするオープンソースのプロジェクトは、実際に使うユーザーからの声(フィードバック)によって育っていきます。こんな機能が欲しいというリクエストに応える事も、決して不可能ではありません。
まずは、オープンオフィスを使ってみませんか。
日頃、コンピュータを使っていて「こんな機能は使えないよぉ」とか「こんな機能があればなぁ」と思う事がありませんか。でもソフトウェアを開発していない私たちに、今までは、それを変えることが出来ませんでした。
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脚注
*1:「フリーソフトは売るのも自由」 *2:当初の製品は、StarOffice 5.2として無料で配布されていました。 *3:MacOS X版は、開発版をOpenOffice.orgからダウンロードできます(2002-6-9現在)。
*4:志願兵は、ボランティアになります。
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